仔ハム誕生
昨夜のまめ子。
実は8匹居る。
とりあえず元気そう。

2002年11月3日(日)
みんくさん家のキャビア君と、まめ子の間の仔ハムが誕生した。

いつもと変わらぬ朝だった。
「仔ハムが生まれているかも・・・」と期待していたのになぁ・・・と思いながらまめ子の様子を見に行った。
するとまめ子の近くに赤い物がボコボコいっぱい居た。
「へ?????」
とても驚いた。
何故なら仔ハムが生まれた時にはいつも聞くチワチワ鳴く声が全く聞こえなかったからである。
しかし、「ついに生まれた!!」とドキドキしていると、巣の隙間からまめ子が何かを食べているのが見えた。
その時まめ子の手に持っている物は赤い物だった。
飼い主は、以前薄皮付きのピーナッツを食っているのを仔喰いと勘違った事があるが、今度は本当に仔喰いの現場を見てしまったようだ。
「・・・どうしよう・・・仔喰いだ・・・」
近くにまめ子の好きそうな餌を置いてみたが見向きもしない。
仔ハムが生まれている事を不思議に思うほど静かだったし、まさか死産だったのであろうか・・・あのゴロゴロいっぱい居たグミ達は既に全滅しているのであろうか・・・と思った。
まめ子は巣にこもって出てこない。
しかし、ここで無理に確認してまめ子を怒らせてしまったら、生きてる子も死んでしまう・・・と思ってしばらく放っておくことにした。
暗い気持ちで、とりあえずレタスとベルを定期検診に連れて行った。
帰りに仔ハムを埋葬するための小さな鉢植えを買ってみた。
「前もって準備すると結局いらなくなる」というジンクスを利用して、埋葬する必要がなくなれば良いと願って買った。
帰宅してしばらくすると、まめ子が餌を探しに出てきた。
昨夜の様子とはうってかわってスレンダーに戻っていた。
すかさず「遊ぶ?」と回し車をけしかけて外に連れ出した。
そのすきに仔ハムを確認した。
仔ハムは8匹居て、手足をプルプルさせて、ちゃんと生きていた。
写真を撮っていたら仔ハムがチワチワ鳴き始めた。
母を呼んでいるのであろう。
撮影は早々にきりあげ、かじりん棒でまめ子のご機嫌をとって巣に帰した。
とりあえずは鉢植えは用無しとなったようだ。
たまにまめ子がキーーーーと鳴き叫んで暴れるのであるが、一体何が起こっているのであろう。
ちゃんと8匹全員が巣立っていける事を願うばかりである。

さっき、1匹が巣から離れた所に転がっているのを目撃してしまった。
ティッシュ付き割り箸で巣に戻そうと試みたが巣はまめ子がガッチリ出入口を塞いでいるので困難であった。
遂に飼い主は「まめ子〜〜〜仔ハム居るよ〜〜〜〜助けて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」とまめ子に助けを求めた。
まめ子は「まったく何事よ?」って感じで巣から出てきて、仔ハムを発見した。
まめ子が仔ハムの頭をカポっと口に入れたので一瞬ヒヤっとしたが、そのままくわえて巣に連れて帰った。
朝食べていた仔ハムは死んでいたから食べられてしまったんだ・・・そう信じつつ、餌を大量にしておこうと考えたりしている。